法人税は本当に高い?

法人税は本当に高い?

経団連などは、日本の法人税は高いので、海外への移転が横行をしていると主張し、政府に法人税の引き下げを求めています。しかし一概に、法人税が高いのかというと、そうも言いきれないところがあります。

 

 

 

見た目の法人税は現在日本では、30%となっています。しかしいろいろな優遇制度があって、これらの制度を活用することによって、法人税はいくらでも下げることができます。

 

 

 

特に大企業に対しては、優遇措置を取ることが多いです。たとえば、大手メーカーのソニーがあります。ソニーが支払っている法人税の税率は、いろいろな優遇制度を使うことで、12.9%と、通常よりも半分以下の税率で法人税を支払っています。

 

 

 

またWTOなどは、EU統合を契機にして、法人税の税率のダンピングが行われていることを問題視している向きもあります。このため、今後は、国際社会の中で、法人税のついての枠組みが強化されるという話も出てきています。ですから、法人税のせいで、海外に進出がどんどん行われる可能性は、それほど高くないと思われます。